CASE 施工実績
糸から未来の価値をつくる
創業半世紀、価値創造のパートナーへ
山甚撚糸は創業から50年、日本の繊維産業を陰で支えるプロとして、依頼された糸を加工する仕事に真面目に取り組んできました。
しかし時代は変わり、ただ言われたままに加工するだけの会社から、新しい価値を自分たちで生み出していける会社へ脱皮していくことが求められています。私たちは、布の出発点である「糸」から、世の中を驚かせるような価値をつくっていく、そのような会社を目指していこうとしています。
オリンピックでの銀メダルが自信に
その挑戦が形になったのが、東京オリンピックでした。日本ゴルフチームのユニフォームに、私たちの作った糸が採用されたのです。
原糸メーカーやウェアメーカーと協力して作り上げたユニフォームを着た選手たちが、見事に銀メダルを獲得したことは、私たちにとって忘れられない出来事になりました。「自分たちの仕事が、世界中の人に見える形で役立った」という実感は、社員全員の大きな自信と誇りになっています。

機能をデザインできる会社へ
現在、山甚撚糸は和紙と化学繊維を組み合わせるなど、高度な技術で新しい糸をつくる仕事を全力で進めています。
その糸にどんな機能を持たせるかを自分たちで設計し、その糸の魅力を広く社会に伝えていく。それが、糸加工のプロフェッショナルである私たちの新しい使命だと思っています。
新しい研究所「テキスタイルラボ」
この夢を実現するために、糸の設計から試織までを一気通貫で行う「テキスタイルラボ」を備えた新社屋を計画しています。デザイナーの皆さんに実際に糸に触れてもらい、工場の「現場」の中から新しいアイデアを見つけてほしい。糸のことを誰よりも知っている私たちだからこそできる「未来の布」を、テキスタイル産業に関わるすべての皆さんと一緒につくり出していける、そんな日を楽しみにしています。